はい、もちろん大丈夫です。
しかし、当訪問看護ステーションを利用したからといってすぐに学校に行けるようになるということではありません。まず、当事者であるお子さまが心を開き、心と体の元気を取り戻すことから始めていきます。そして、同時に親御さまの心境や不安を少しでも軽減できるようお話を聞いたり、不登校のお子さまを持つたの親御さまと出会う機会を設けていきます。そこでは悩みや不安の共有や、抜け出せた方からのアドバイスなどを聞くことができます。
まずは、お子さまの話をゆっくり、たくさん聞いてあげてください。
どういった理由で学校へ行きたくないのか。学校へ行きたくなくなる理由は多種多様です。理由によっては初めから訪問看護を利用するよりも、他に解決すべき問題が隠れているかもしれません。
お子さまのメンタル面での継続的なケアが必要な場合訪問看護が選択肢となってきます。そういった場合にもまずは、小児科や心療内科などを受診し、訪問看護を受けたい旨を先生に相談することが必要になります。
まずは寄り添うことから始め、信頼関係を気付けるようにアプローチしていきます。
話したくない時は話さなくて良いですし、話たくなったらどんな些細なことから、もちろん学校のこと以外ででも、お話ししたいと思えば話してもらうというようなスタンスです。
まずは、心と体が元気なり、少しでも笑顔が増えるよう、そのお子様ごとに計画を立て、その都度改善していき、回復していくようサポートいたします。
当訪問看護ステーションでは、実際に5年間不登校になった子どもと親それぞれの立場を経験したスタッフが在籍しています。そのスタッフを交え、不登校の子を持つ親御さまで集まる座談会を月一回開催いたします。交流をもち、悩みを相談しあうことで、1人で抱え込んでいた不安を軽減できると思います。
お子様に対する接し方なども良い方向に向かうよう、良い機会となればと考えています。
・うつ
・双極性障害
・統合失調症
・不安神経症
・強迫障害
・パニック障害
・社交不安障害
・適応障害
・発達障害
・ADHD
・アスペルガー
・自律神経失調症
・アルツハイマー認知症
・高次脳機能障害 など
上記以外でも心療内科や精神科にかかっておられる方であれば、医師の指示のもと訪問することができます。
病状観察を行ない、症状の悪化がないかなどを確認いたします。身体的・精神的な支援を病状に合わせて行ないます。
また服薬指導や管理、副作用のチェックなどを行ないます。
悩み相談やお話し相手になるなどのカウンセリングも行ない心の負担を軽減してくことに努めます。
訪問看護ステーションのご利用は、医師の指示書が必要となります。
ですので、通院されていた医院を再度受診されるか、新たな医院を受診し、訪問看護を受けたい旨を説明し、医師に指示書を書いてもらう必要があります。
通院治療中の方が訪問の対象となります。
当訪問看護ステーションは、車に車名の入ったステッカーなどは貼らずに訪問いたしますので、ご安心ください。
料金のことがネックになり、利用するか悩んでいます。
医療保険が適応されます。また、自立支援医療の申請を行うことで、毎月の病院受診料・お薬代・訪問看護料の合計が一定以上になると免除されます。所得に応じて上限が異なってきますので、詳しくは当ステーションもしくはかかりつけ医の先生に尋ねください。